あなたの職場は大丈夫?思考停止を招く3つの○○主義

脱、思考停止!をするのには、○○主義から抜け出さないといけません…。

あなたの職場。そしてあなた自身は大丈夫ですか?
正解主義
「正解は、必ずある。
しかも、たったひとつだけ。」
…学校教育でこのように叩きこまれた人も多いのでは…?
いまの時代は成熟社会。リクルート初の社外フェローである、藤原和博さんも
必要なのは、「正解」でなく「納得解」の時代。
正解があらかじめ用意されて、決められた「ジクソーパズル型の社会」は終わり。
これからは、それぞれが納得する解をつくっていく「レゴ型社会」の時代になると言っています。
前例主義
こんなセリフが上司の口から出たら、まずいです…。
前任者はどうやっていた!?過去に事例はないのか!?
特に大企業や、古い体質の会社ではあるあるなのではないでしょうか…。
いまは社会の変化があまりにも激しく、前にやってよかった前例がそのまま通用しなくなる時代。
何も考えずに前例主義になると、思考停止に…。
ことなかれ主義
失敗を避けようとする、「ことなかれ主義」。
変化が激しい時代に失敗はつきもの。
ことなかれ主義では、そもそも変化に対応しようとしないため、波風も起きず。
その結果、困難を乗り越える経験もスキルもつかず、悪循環に気づかずはまってしまうでしょう…。
あなたの会社は大丈夫?
三位一体の風土はまずい
この3つの主義が、三位一体の風土になっていると、本当に末期症状です…。
避難所で実際にあった、800分の700問題
さてここで、考えてみましょう。これは震災のときに、実際にあった問題です。

震災の避難所に、ボランティアが700個のケーキを持って行ったところ。
喜ばれるどころか、立て続けに断られたそうです。
理由は、「うちは800人だから足りない。」というもの。
これはまさに…三位一体なのです。
- 800人は800個 → 正解主義
- 過去に数が合わないものを受け取ったことがない → 前例主義
- 文句が出たら困る → ことなかれ主義
あなたなら、どうしますか?
あなたなら、どうしますか?ちょっと考えてみてください。
- 甘いものが苦手な人を除いて配る
- 足りない分は半分に分ける分ける
- みんなで案を出し合って、良い案を拍手で投票!
…などなど。考えてみれば色々浮かびますよね。
3つの主義を打ち砕こう!
これらの3つの主義を打ち砕くということは、失敗がつきもの。
変化をどんどんしていかないと波に乗れなくなるのがいま。
積極的に、失敗をしつつ成長していきたいですね!