
今週も読書会を開催しました。今回もたくさんの本をご紹介頂きました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
僕は君たちに武器を配りたい (瀧本 哲史)
本の概要
・京都大学客員准教授であり、マッキンゼー出身のエンジェル投資家である瀧本氏。学生に向けて起業論を唱えるべく教鞭を執っている。武器とは世の中で自分を価値づけするもの。どのような資質や姿勢が求められているのか?について、切れ味の良い文で語る。
内容
・学生の時は資格とか専門性を重視するということが多かったが、この本を通して、実はそうではないと考えついた。
・資格などの仕事ではなく、by nameの仕事に価値があると感じた。本書にはお金の稼ぎ方・働き方が分類されているが、その中の投資家的働き方が興味深い。
・既存の技術を使って、新たなコンセプトを提案する、例えば任天堂のWiiなどのような、作れるヒットのケースもあると感じた。
本の概要
・のべ1,000人を超える経営者を育ててきたカリスマ講師、鈴木博氏。同氏が、リーダーシップにおいて最も大切なあり方だと主張する「自分が源泉」という考え方に迫る。
内容
・「自分が源泉」。各チャプターをサマリーすると、この5文字に尽きる!企業の経営者向けにセミナーをしている鈴木氏の考えをまとめた本。
・要は、マインドチェンジをしましょうっていう本。例えば、よくあるコミュニケーションのミス。それは相手の責任と考える人も多い。それを、「自分が源泉」として、自分が原因でその結果になってしまったと考える。
・なぜなら、相手を変えるのでなく、自分を変えることが大切だから。捉え方を変えることで、失敗が大きな学びになる。
下流志向 (内田 樹)
本の概要
・フランス現代思想や映画論を専門とする教授、内田樹氏が現代の子供・若者を捉える。
・なぜ子供たちは学ばないのか?なぜ、若者は働かないのか?このぼんやりとした疑問に向かい、解き明かしていく一冊。
内容
・どのように下層クラスへの転落がされているのかについて語られている。まず言えるのは、わからないことがあっても気にしなくなるという姿勢。
・若者には、コスパの概念が染み付きすぎている。即物的な等価交換の考えが行きすぎたために、すぐにリターンが得られているかわかりづらいため、学ばなくなった。
・学びは時間の流れの中にあるから比較考慮出来ない。無知は、自分の成長を考慮にいれていないということだと鮮やかに指摘されている。
おわりに
他にも、「天才」「人生の勝算」「覚えない記憶術」などが紹介されました。
ご参加頂き有難うございました!