
今週も読書会を開催しました。今回もたくさんの本をご紹介頂きました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
PROOF OF GENIS 天才の証明 (中田 敦彦)
本の概要
・芸人の枠に収まらず多彩に活躍する、オリエンタルラジオの中田敦彦。欠点ではなく、適材適所で個人の持ち味を活かすことにこだわる。トライ&エラーを繰り返してきた著者だからこそ語れる新時代の才能論。
内容
・吉本の養成塾時代に、M1準決勝まで進むなど、優秀だったオリエンタルラジオ。
短所を補強していこうとしがちだが、中田は短所を無視して長所を追い求めることにこだわる。
・リズムネタで有名になったが、そのときも、漫才やコント、一発芸は合わないと思っての選択。
・またPerfect Humanでブレイクしたが、それも分析をして研究し、作ったネタ。ラップも、素直で吸収力が強く、声が特徴的な藤森の良さを活かして作った役。
シャープ崩壊 (日本経済新聞社)
本の概要
・液晶主導の成功から赤字転落、鴻海精密工業による買収提案まで、日本経済新聞大阪本社・経済部が総力を挙げて名門企業が瞬く間に転落する姿を描く緊急出版。
内容
・シャープの内情について詳しく書かれている。シャープの失墜は、人災的な側面が強いのと、組織が抱える問題が見て取れる。
・もともとベルトのバックルの会社としてスタートしたシャープ。もともと壊れやすくて一般には流通していなかったシャーペンを改良して、シャープペンを開発した。(シャープペンの名前はそこから来ている)
・以来成長を続けてきたシャープだが、家電の中でも、液晶に手を出していく。液晶でオンリーワンを目指し、投資を続けていった。シャープの社長の交代のサイクルはその後早まっていき、10年間で3回の社長交代というスパンになっている。TV事業はステータスなので、そこに固執する社長を選んでしまったことからも、変わりづらい体制になって業績が悪化してしまうことになった。
スタンフォード式最高の睡眠 (西野 精治)
本の概要
・スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長の著者。
・睡眠で著名なスタンフォードでの第一線の研究から学ぶ、一流の睡眠とは?
内容
・人生の三分の一は睡眠なので、重要だと思い手にとった。本書では、眠りに入ってからのはじめの「黄金の90分」の重要性が書かれている。
・普段の寝不足が続くと、”睡眠負債”が溜まっていく。不足した分を寝るだけでは取り返せず、利子のようにどんどん大きくなる。
・いかに睡眠不足が人体に悪影響を与えるのか?ということについて強調されている。
・基本的には睡眠時間は7~8時間/日 が理想。これが出来ず、短くなり、土日で寝溜めしてしまうと平日のパフォーマンスが下がって・・・という悪循環に陥る。
・「黄金の90分間」は、眠りに入ってからはじめのノンレム睡眠。ノンレム睡眠は、脳みそと体の両方が休まる時間。最初のノンレム睡眠を深くすることが出来れば、その後のサイクルでのノンレム睡眠も深く、良質な眠りが得られる。
・体の中の深部体温と、表面の皮膚温度との差が縮まると良い眠りが得られる。入浴を1時間半前に済ませると、一度上がった体温が下がり、そのときに寝ると良い眠りが得られる。
・睡眠の質を高められるヒントに満ちた一冊。