
今週も読書会を開催しました。今回は参加者の方の経験や意見をたくさん絡めながら、気持ちのこもったプレゼンをして頂きました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
スタンフォードの自分を変える教室 (ケリー・マクゴニガル)
本の概要
・スタンフォード大の心理学者、ケリー・マクゴニガル氏による意志力についての一冊。
・本書の続編「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」については、ケリー・マクゴニガル氏の講演も過去に聞きに行ったレポートに書いております。
内容
・海外の学者が書いた本が流行っているときに手に取った。アメリカでは肥満に悩んでいたり、自分を変えたいけれど、なかなか変えられないという人が多い。自分を変えるための意志力を鍛える方法が書かれている。
・例えば、ランニングをしやすいようにしたりとか、睡眠、運動などを通じて、ストレスを感じずに何かを続けていくことをメインに書いている。特に睡眠は、6時間以下だと意志力が下がるそう。
・マクゴニガル氏はその手法のひとつとして、瞑想も勧めている。
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (堀江 貴文)
本の概要
・義務教育の「常識」を捨てて、「好きなこと」にとことんハマれ!ホリエモンが本音で放った教育論。
内容
・年収300万の人が読む本は0.2冊/月と聞いて、あまり本を読まないのでドキっとした。この本は、薄くて読みやすそうだから手に取った。
・ホリエモンが人材をグローバルとローカルに分けて、主張を展開している。
・ローカル地域に根付いて、そこから地道にお仕事をする人がローカルの人。どちらが良い、という話ではなく、今の時代どういう人も興味をもってしっかり行動していかないといけないということ。
・みんなと一緒に動かないことは悪だ、というのが日本の学校教育。好きなことではないのに「ノルマをこなさないといけない」という考えは捨てて良い。
・印象に残った主張は、「親の言うことは聞くな!」というもの。親の言うことはキャリアにおいては、時代が違うためズレている。
無限の果てに何があるか – 現代数学への招待 (足立 恒雄)
本の概要
・高校数学までわかればわかる、という前提で書かれた数学書が、わかりやすかったことがないことに問題意識を持った、数学者/早稲田大教授である著者が誘う数学への招待。
・1+1は、なぜ2でなければならないのか?などの身近な話題から、「無限とは何か」まで行き着く。
・数学の知識が豊富でなくても、別の世界を見て見たい、考えを変えて見たい人にもおすすめ。
内容
・著者の問題意識に共感。数学を専攻していなくても、ぎりぎりわかるラインでエッセンスを喋ってくれているイメージ。
・現代数学の定義は諸説あるが、集合などは現代数学に含まれる、”抽象的”な概念。
・代数学の中でどのように自然数、整数、有理数、実数、虚数までの考えに行き着いたのかをわかりやすく理解することが出来る。
おわりに
他にも、「未来の働き方を考えよう」「人を動かす」「下流老人」などが紹介されました。
ご参加頂き有難うございました!