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【開催レポート】2017/06/24 人生は20代で決まる、アフリカ・レポート

約3分
読書会2017/06/24 開催レポート
今週も読書会を開催しました。今回は、海外のベストセラーや、世界観が広がる本や、実学的な本まで、多数の本をご紹介頂きました!ご参加有難うございました!

本日ご紹介いただいた本はこちら!

本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。

アフリカ・レポート (松本 仁一)

アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々

本の概要

・学生時代にアフリカを研究していて、1ヶ月間住み込みでアフリカ諸国に行ったりしていた。朝日新聞社の記者がアフリカ諸国の現状について書いたというところに興味を持って読んだ一冊。

内容

・アフリカは貧しい、ガバナンスがきいてない、というのが多くの人の認識だと思う。現地で滞在した時も、現地の人の時折不真面目な働き方に疑問を感じていた。本書を通じて、「このような経緯があって、仕事の価値観が作られたのか」という気づきがあった。
・他にも、中国人が入ってきて雇用がなくなったり貧しい人が増えるという現状が書かれていたり、活動を通じて価値観と雇用に対する不満が良くなったという事例も上がっている。

人生は20代で決まる (メグ・ジェイ)

人生は20代で決まる

本の概要

・TEDトークが驚異的な。アメリカの心理学者、カウンセラーのメグ・ジェイ氏によるベストセラー。――「20代は自由に人生を謳歌する時」なんて思っていたらあとできっと後悔する!

あなたのキャリア、生涯賃金、パートナー、パーソナリティー。なぜ20代の10年間が最も重要で、どのように有効に過ごせばいいかを語る。

内容

・カウンセラーで経験したストーリーをベースに語られている。
アイデンティティキャピタルを鍛えることが重要。アイデンティティキャピタルとは、時間をかけて身につけた自分の価値を高めること。
→ 20代は自分の能力がなくて悩む人が多い。得意なこと、好きなことを探す中で、社会に関わっていく。
「ゆるい繋がり」を大切にする。自らの可能性を制御してしまうというデメリットが大きい。新鮮な何かを導いてくれる人が、あまり付き合いを深めていない、「ゆるい繋がり」。ゆるい繋がりの効果として、仕事を紹介して貰ったり仲間が見つかったり、メリットの実例が挙げられている。
・家族は、実りをもたらす存在として大切。性格的な5大因子があり、価値観を照らし合わせるやり方が書かれている。

佐藤可士和の超整理術 (佐藤 可士和)

佐藤可士和の超整理術

本の概要

・国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのクリエイティブディレクションを手がけた佐藤可士和氏による整理術。

内容

・デスク周りが汚いとか、お客さん先との課題設定に課題を感じている時に、先輩から紹介して貰って手にとった本。
3段階に分けて、整理術は語られている。
①空間整理術: デスク周りとか身の回りで優先順位をつけることと、捨てること。
→ 例えば、自分の鞄の中の話。今日使うものは本当にそれなのかを自問する。
②情報整理術: どういう視点を持つか。仕事の大きさとか無駄が生まれてしまうので制御する。
③思考整理術: 思考は目に見えない。まず言語化して、視点でとらえることが重要。
→ まずはノートに書いたりアウトプットしたりして、言語化する。続けて行くと、仕事の面でも活きてくる。

おわりに

他にも、「日本3.0」「ウォール街のランダム・ウォーカー」「マッキンゼーが予測する未来」「ゼロ」「21世紀を生き抜く3+1の力」「あした死ぬかもよ?」などが紹介されました。

ご参加頂き有難うございました!

読書会を開催中!

ご興味を持たれた方は、ぜひ会場でお会いできたら嬉しいです!

参加希望の方は、お早めにどうぞ!