新年度、最初の読書会を開催しました!ビジネス書から小説、実用書など、色々な本をベースにたくさんの交流が出来ました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
天才! (マルコム・グラッドウェル)
本の概要
・ビジネス界の鬼才、マルコム・グラッドウェルが記す、成功する人たちの法則とは。
・才能以外に必要な、天才!を天才にしている要素について、豊富な事例で贈る。
内容
・3ヶ月で100万部売れた本書。
・環境によって不思議と「天才」が生まれている例。カナダのアイスホッケーチームの話が紹介されている。なぜか、プロの選手の生年月日を見ると、1〜3月生まれが多い。
・また、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、エリック・シュミットなどのIT長者は1955年生まれに集中している。その理由は、もちろん才能も一定は必要ではあるが、周りの環境や、タイミングに合って革命の波に乗れたということが大切。
・著名な「10,000時間の法則」の話も本書で書かれている。何か偉業を成し遂げるには、最低限10,000時間を突破する必要がある。
夜と霧 (ヴィクトール・フランクル)
本の概要
・精神医学者のヴィクトール・フランクルによる不朽のベストセラー。
・アウシュビッツ収容所での悲惨な体験を始め、実体験を元に、人間の心理を学者の観点で描き出す。
内容
・ナチスドイツによる迫害の体験記。収容される前、中、後をどのような心理の変化があるかを、心理学者の観点で書かれている。
・悲惨なシーンの数々が。例えば、アウシュビッツに着いた瞬間に奴隷かガス室送りかの2つに分けられたり、ひとかけらのパンで争ったりする。
・この本の中で印象的だったフレーズは、”人生の意味を問うことは間違っている。逆に、どうやって生きていくかを問われているんじゃないのか。”というところ。
・“あなたの経験したものは、誰からも奪えない。”というのも筆者の感じたところで、よかったことを心の糧に出来たひとは、過酷な環境の中で生き残ることが出来た。
人工知能は人間を超えるか (松尾 豊)
本の概要
・東京大学の、人工知能のトップクラスの学者である松尾准教授が人工知能を紐解いた、今注目の一冊。
内容
・人工知能がどのような仕事を奪っていくかのイメージがしやすくなる。例えば、記帳とか、年末調整などは人工知能に取って代わっている部分が多い。こうすることで、人間はより付加価値の高い仕事に専念出来るようになる。
・今後人工知能が進んでいく領域は、自然科学の世界。たとえば、経営コンサルの世界での人工知能の使われ方は恐ろしく、自然科学の仮説を人工知能で立てて、実証をスパコンで行える可能性がある。
おわりに
他にも、「錦繍」「君はどこにでもいける」「あなたの眼鏡はここが間違っている」などが紹介されました。
ご参加頂き有難うございました!