今週も読書会を開催しました!今回も、本の話からキャリアの話や趣味の話に派生して、笑いあり学びありの時間を過ごしました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
理科系の作文技術 (木下 是雄)
本の概要
・物理学者の著者による、論文・レポートの書き方の具体的なレクチャー。
・文章のうまさにフォーカスした従来の文章術の本とは違い、明快さ・簡潔さを追求した本書は100万部を突破。
内容
・読み始めたきっかけ: 卒業論文を書くときに、ライティングについての参考として、教授におすすめされたのがきっかけ。のちに、技術者向けのセミナーでもおすすめされていたので人気な本だと知った。
・国語で見た文章の構成は、修飾語が多くて、一文が長く、何を言いたいのかわからない。理科系の文章は国語的な表現は必要なく、短くても大丈夫。その代わり構成は意識しておくと書きやすいので、本書で紹介されている構成のフレームワークだけでも事前に準備しておくと書きやすい。
月と六ペンス (サマセット・モーム)
本の概要
・ロンドンで、何不自由ない生活を送っていた男ストリックランド。ある日忽然と行方不明になった。パリで再会したときには、彼は四十路をすぎて全てを捨ててあることに挑んでいた。
・イギリスの小説家・劇作家、サマセット・モームによる1919年に発表されたベストセラー。
内容
・変わった男、サマセットが出てくる小説。彼は40歳すぎまで奥さんと何不自由なく暮らしていた。ある日、男は急に何も言わずに失踪してしまった。奥さんは駆け落ちをしたのだと思ったが、遣いをやってもそのような事実は出てこない。
・男は画家になりかったので、全てを捨てて単身でパリに渡ったということがわかった。
・責任感も全くなく、残した家庭への懸念もない男。かなり違う考え方を持っていると何の共感も出来ないと感じるが、逆に日常で感じている制約を何も感じない彼に、普段の制約が言い訳のように思えてくる。
・40歳くらいからでもチャレンジが出来るんだという可能性を感じた。
モチベーション3.0 (ダニエル・ピンク)
本の概要
・パソコンのOSのように、モチベーションも、1.0、2.0、3.0とバージョンアップをしてきている。現代はどのように動機づけをされるのか?ダニエル・ピンクによる21世紀版『人を動かす』。
内容
・モチベーションの変化とその本質がわかる一冊。以下のような実験が紹介されている。
・保育園のお迎えに遅刻したら罰金を徴収する制度をつけた。罰金を導入したことによって、遅刻の数は増えるか減るかを調査する実験をした。
・モチベーションについての知見を得ることで、今の働き方に関するヒントにもなる。