今週も読書会を開催しました!三連休の祝日での開催でしたが、とても多くの方にご参加頂きました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
未来の働き方を考えよう (ちきりん)
本の概要
・人気ブロガーちきりんさんによる、「働き方」指南本。
・時代の変わり目だからこそ、変化を恐れて過去にしがみつくのではなく、変化を前向きにとらえて、新しい時代の可能性を楽しもうとする姿勢が、重要。これからの10年をワクワク生き抜くためのちきりん流考えとは?
内容
・これまでのビジネス書のブームは、以下のようなものだった。
・2000年 会社で昇進するための本(資格など)
・2015年 働き方指南本
リーン・イン (シェリル・サンドバーグ)

本の概要
・フェイスブックのCOO兼取締役のシェリル・サンドバーグ。全米Amazon総合一位となった本書。世界を代表する女性リーダーによる、「一歩」踏み出すための知恵とは?
・新規大卒者の50%が女性となってから30年が経過したにもかかわらず、いまだにアメリカの政府や企業のリーダーの大多数は男性であるという事実。なぜ、女性リーダーは生まれにくいのか?
内容
・FacebookのCOOによる本なので、興味を持った。
春の雪 (三島 由紀夫)

本の概要
・三島由紀夫の輪廻転成の物語、『豊饒の海』の第一巻。映画化もした『春の雪』。
・侯爵家の若き嫡子と、伯爵家の美貌の令嬢の結ばれることのない恋。禁断の恋に命を賭けて求めたものとは、何だったのか?大正初期の貴族社会を舞台に、悲劇的な恋をテーマに壮絶に、美しい文章で描かれる三島由紀夫の世界。
内容
・日本語の美しさがわかる三島由紀夫の文章。登場人物も、眉目秀麗でとても美しく書かれている。精神的にはとても幼く、無知なものの自分に自信をもっている嫡男と、伯爵令嬢の禁忌的な愛。
・当時は家柄同士のお見合いが主流で、令状は天皇家の宮家とお見合いをするのが時代上、覆すことが出来ない。主人公の苦悩し、衰弱していく描写が、現代のカジュアルな関係にはなかなかない恋愛観が新鮮であり、豪華絢爛な文章でドラマチックに描かれている。