未来志向読書会in東京

読書をもっと楽しく、もっと味方に!

【開催レポート】2016/10/29

約 8 分
report-20161029
 
10月ももう終わりですね。ずいぶんと寒くなり、いよいよ冬の到来を感じますね。

今週は、10月最後の読書会でした!



今週もたくさんの方にご参加頂きました。有難うございました!

たくさんの方にご参加頂き、私たちのテーブルは7人にて会を進行しました。
 
有難いことに、遠方からもお越し下さる方が時折いらっしゃいます。本日は片道2時間(!)というロケーションからご参加いただいた方もいらっしゃいました。
 

本日ご紹介いただいた本はこちら!

本日ご紹介いただいた本と、感想の一部です!

未来の働き方を考えよう (ちきりん)

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月間250万PVを誇る人気ブロガー、社会派ちきりんさんの一冊です。


ちきりんさんは、マッキンゼーで採用を長年担当されて来た経験を活かし、働き方、仕事論、社会の流れなどをテーマにした本を書かれています。
 
こちらは、「40歳であらたな職業人生を生きる」そのために、今からこの先10年間、何をしていったらいいのか?どのような考えが大切か?ということについて提案した本です。

大企業であればあるほど、外に行くのがリスクと思われている。

20代の人は、自分のできる職業を探している。そうではない仕事に、リスクを感じている。
ただ、大企業であればあるほど、外に出ることをリスクに感じてしまう。例えば、一度も家から出ないように育てられた子供は、外に行くのを怖がるのではないだろうか。

考え方を変えて行く。発想の転換をしていくことの大切さ。

時間とお金の価値の考えかたも転換する必要がある。”何歳で引退するか”という考え方をもつのも1つの例。

例えば、300万円の車を購入するとしたら。維持費を含めて3年間で700万円かかる。

700万円は、「自分は200万円でくらせる」という人にとって3年間の生活費である。

同じ65歳で引退をするという考え方をする場合、その人の場合3年早く引退できる。

このように、時間とお金の価値の考え方を明確にするべき。

勉強をするのもそれと同じで、ただ闇雲に勉強をするのではなく、常にかけた時間よりも結果のほうが大きくなるように気をつける。そうすることで、結果的に時間を得ることができる。



このような考えかたを示すことで、私たちが”まわりがどうだからこうしよう”、っていうのをやめよう、時間とお金も、バランスを考えていこう。と投げかけてくれるように感じられるそうです。

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (神田昌典)

2022
経営コンサルタントである神田昌典さんが書かれた本です。2012年Amazonベストセラーにもなったビジネス書です。内容としては、これからの未来を予報する内容で、経済のみならず、働き方・政治・宗教・歴史・NPOなど、様々な側面が網羅されています。それに対して何をしていったらいいのかについて書かれた必読の本です。


発表時に頂いた感想はこちらです。

NPOがこれから勢いを増す→人の価値観が変わってきている

会社で就活生に対して行ったアンケートでも、ここ数年でNPOに対する意識が7倍、8倍にもなっている。インセンティブ(お金)は牌が決まってきているので、継続的なモチベーションに繋がらないのではないか。モチベーションが変わってきているのでは。

「医療改革」という本においても、アメリカの成果的な報酬主義の限界が書かれていた。日本でも、人を救うというモチベーションが重視されていくのでは。

外部にゲリラ的な組織を作るという一節

製薬業界においても、新薬は最近は大手から出来ていない。人手は大手のほうが圧倒的に多いのにも関わらずこうなっているのは、組織の問題もあるのではないか。”成長の速度はフィードバックの違いから生まれる”という言葉もあるように、大企業の限界が来ているのでは。

インフォメーション・エクスフォーメーション

あたらしい価値の創造をすることの大切さが書かれていた章。0から1を生み出すのも勿論そうだし、組み合わせを作ることでも生まれてくることもあると思う。

 

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (ダニエル・ピンク)

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これからの社会の変化を捉えてわかりやすく発信することで定評のあるアメリカのベストセラー作家、ダニエル・ピンク氏の一冊。
本書を訳したのはなんとあの大前研一さんです。大前研一さんによる、帯の一文を引用させて頂きます。
 
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの”100万ドルの価値がある質問”に初めて真っ正面から答えを示したアメリカのベストセラーである。
 

2006年に出版された本ですが、今の日本にこそ必要な本なのではないでしょうか。 こちらの本を今回発表して下さった方はプログラマーでした。プログラマー同士で、絶対読んでおいたほうがいい一冊と聞いたので興味をもったそうです。

以下、内容の一部を感想と共にご紹介します。

今までの時代は頭脳労働型の左脳が台頭、これからは右脳の時代

例えば、左脳よりの仕事・スキルだと、ITなら例えばインドなどの新興国ででもっと安く出来てしまう。これからは、価値付けを右脳的スキルを中心に行っていく必要がある。
 

機能よりデザイン

6つのスキルと感性が書かれているが、その中で気になったのが、「機能よりデザイン」という項目。

テクノロジーの業界においても、例えばApple。従来のデバイスに対してデザイン性の高いものを作って、差別化を図った。

このスキルは、ソフトウェア開発という業界にも当てはまっている。最近は”UX=ユーザー体験”を求められるプログラミング案件が増えてきている。デザインセンスも求められるので従来のプログラムだけの発想では足りない+αの能力。問題解決的なデザインが、求められてきていると現場で感じる。

論理だけでなく共感

こちらも6つのスキルのうちの1つ。日本だと、まだ”機能ごとに工数”という考えがソフトウェア開発では使われている。しかし、最近では1つの機能を1つのストーリーとして提供する会社やプロジェクトも出てきている。これからは、ただ単なるプログラミングだけでなく、これらのスキル・感性を意識していきたいと思った。
 

なるほど!赤ちゃん学 (玉川大学 赤ちゃんラボ 編)

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赤ちゃんに関することを、科学的な視点を踏まえて解説してくれている一冊だそうです!
手に取ったきっかけと、気になったポイントを紹介します!
 
時代の変化が70年周期で起きるというのを聞いて、おじいちゃんの教えが伝わらないのが70年なのではないかと思った。その仮説を調べるために、赤ちゃんのような何か本能的なものから周期に関するヒントがあるのではないか?と思ってこの本を読んだ。

赤ちゃんには、実は生まれつきとても多くのことが備わっている

あー、と話しかけると、赤ちゃんも「あー」の口をするなど。(マネをすることがもともと身についている)

赤ちゃんは、自分と他者をわけるのが重要だと思っている。

自由に子供を動かして、2秒遅れの世界を見せる実験がある。ある一定の年齢までは、遅れてくるものを自分とは別の存在だと認識する。自分か自分でないか、というのをどれだけのラグでレスポンスでかえってくるのかで赤ちゃんは判断している。つまり、フィードバックをすぐ返さないと自分ですら別物だと思ってしまう。

GRIT: やり抜く力 (アンジェラ・ダックワース)

GRIT
 
2016年9月出版。話題の一冊です。アメリカでもニューヨークタイムズ誌のランキングに出版からまもなく毎週ランクインしています。日本でも、第一版9/8が、二版が9/23とかなりハイペースで増刷されており、その注目度の高さがわかります!
 

著者の紹介: アンジェラ・ダックワース氏

アンジェラ・ダックワース氏は心理学のスペシャリストです。その経歴は、一風変わったものです。彼女はハーバードの神経生物学専攻を経て、マッキンゼーの経営コンサルタントに。そこから数学教員に転身し、「こどものしなやかな教育を手助けすること」を自分の目標としてオックスフォードで学び、今はペンシルバニアの教授として活躍中。
 
彼女はその研究の成果と将来性が評価され、天才賞とも呼ばれるマッカーサー賞を受賞。TEDトークは再生回数900万回!と、大注目の1人です。
 
今アメリカで注目されている、”やり抜く力”。才能よりも、DNAよりも、偉大な達成において大切なことについて自身の研究と、各業界の一流の方達へのインタビューで豊富な事例と共に解き明かして行きます。
 
まず「やり抜く力」そのものについてと、その大切さについて。それから、「やり抜く力」を内側・外側から伸ばすにはどうしたらいいか?について書かれています。
 
「やり抜く力」の大切さがわかる説明を紹介頂きました。

それは達成の方程式です。
 
【達成の方程式】
努力 × 才能 = スキル
スキル × 努力 = 偉大な達成
つまり、偉大な達成には努力が2回も関係してきている、ということです。
「自分には才能がない」という人は、努力をしていないから才能を発揮出来ないままにやめてしまう、ということがよくあるそうです。

努力のためには。高い目標。日々の活動が大切だと言われてます。やりたいことに向かって一心に向かいたい人にとって、必読の一冊です!
 

アンケート

アンケートの一部を紹介します。
  • 本日はエンジニアの方が多く、いろいろな話が聞けて面白かったです。(S.Tさん)
 
みなさん、ご参加有難うございました!

読書会を開催中!

ご興味を持たれた方は、ぜひ会場でお会いできたら嬉しいです!

参加希望の方は、お早めにどうぞ!