1月28日も読書会を開催致しました!今回もたくさんの方にご参加頂き、様々なジャンルの本をプレゼンして頂きました!ご参加有難うございました!
本日ご紹介いただいた本はこちら!
今回もたくさんの本を紹介して貰いました。本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。
人生ドラクエ化マニュアル (JUNZO)
本の概要
著者はエニックス出身。上司に「人様のゲームを作っている場合じゃない。自分の人生を考えろ!」と言われ、辞表を出して独立した。
帯の裏には、「定価5,500円のTVゲームに、面白さで負ける人生を送ってどうする!」というフレーズも。人生をドラクエ化することで困難もワクワク乗り越えられる「万物ゲーム化理論」とは?
内容
・著者は「万物ゲーム化理論」を唱えている。これは『目的・敵・ルール』をいれることで全てのことをゲーム化するというもの。
・「敵」として、身の回りの人をモンスターに置き換える。スライムや腐った死体など。それを倒してクリアすることで、困難も楽しめるというユニークな発想。
・ドラクエⅤで有名な、敵を味方に出来るシステムを人生でも応用出来る。自分の目標に立ちはだかる敵も味方にしようと勧めている。
例えば、著者にとっては編集長という敵が脅威だったが、仲間になってくれ、編集長が後に本を出版をする手伝いをしてくれた。
・ドラクエでは戦っただけでは経験値があがらないが、人生は戦っただけでも経験が積まれる。だが、人生では戦わずに経験値があがらない人がとても多い。
・戦わずに敵を避ける人も多いが、そもそも敵がいないとゲームとしてはつまらない。つまり、自分にとって居心地良い環境はつまらないということ。
・自分が動きたい、やりたいことが出てくると敵が出てくる。まずは「何かをしたい」と思うことが、楽しく人生をゲーム化出来る第一歩。
シュガーレス・ラブ (山本 文緒)
本の概要
・直木賞作家の山本文緒さんによる短編小説集。現代を生き、皮膚炎、アルコール依存症、骨粗しょう症など、それぞれの病気に苦しむ10人の女性を描いた10個の短編。
・仕事、恋愛、家族・・・多くのストレスにさらされる彼女たちが、苦しみ、立ち向かい、再生する姿を鋭い感性で描く。
内容
・骨粗しょう症の女性の話。見た目はとても美しくおしゃれで、素敵なマンションに住んでいる彼女は、飲み会で正座をした時に両膝を骨折してしまった。義理の母が入院のお見舞いに来てくれ、マンションへ荷物を取りにお願いした。義母が訪れたマンションの部屋の中は驚くほど狭く、そこで再生した留守番電話のメッセージから、義母は綺麗な娘が、心まで粗しょうになってしまっていることに気づく・・・。
・自分自身も直木賞をとってから病気になってしまい筆をなかなか取れなかった、とても感受性の強い山本文緒さんによって女性たちの姿が描かれている。女性は共感出来る部分が多い。
99%の会社はいらない
本の概要
・世の中には「忙しい、忙しい」と言っている人は多い。同じ量、それ以上の仕事をしているにもかかわらず、楽しく感じ、「そんなにたくさん仕事をしていない」と堀江さんは感じる。その違いは何か?「他人の時間に縛られない」会社に代わる組織のカタチと、新しい働き方を記した一冊。
内容
・「堀江さんって忙しくないですか?」とよく言われるが、その感覚はない。物理的には時間を多く仕事に使っているかもしれないが、他人のためではなく、自分のための時間を使っているから。
・タイトルの意味は、「企業にいる100人うち、自分のやりたいことやっているのって1人くらい。ということは、99%の会社いらなくない?」ということ。
この本での主張は、“既存の概念・価値観にそった働き方は限界がある。遊びの達人になりましょう!”というもの。YouTuberとかもそれの1つ。個人個人がwin-winで、プロジェクトごとに集まるのが、これからの働き方の魅力。
・気になったエピソード。メディアでは傲慢な印象もあるホリエモンの素直な一面。YouTuberで有名なヒカキンさんに、YouTubeを活用したいホリエモンはどうやったらうまくいくか聞きに行った。そのアドバイスを愚直に聞いて、飛躍的に7万人まで伸びた。上手くいっている人から素直に学ぶ姿勢が印象に残った。
おわりに
他にも、「Action Reading」「統計学が最強の学問である」「数論への招待」などが紹介されました。
初参加の方と、常連さんの声を一部ご紹介します。
「沢山の本を知ることが出来てよかったです!」(S・M/女性)
「皆さんの発表を聞いて刺激になりました!」(K・S/男性)
ご参加いただき有難うございました!