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【開催レポート】2017/1/21 LIFE SHIFT、もし僕がいま25歳なら

約5分
読書会2017/1/21開催レポート
 
1月21日も読書会を開催致しました!今回もとても盛り上がり、たくさんのトピックをワイワイと意見交換しながら話し合えました!ご参加有難うございました!

本日ご紹介いただいた本はこちら!

今回もたくさんの本を紹介して貰いました。本の概要と、シェアして頂いた感想について数冊ピックアップしてレポート致します。

世界のエリートはなぜこの基本を大事にするのか? (戸塚 隆将)

世界のエリートはなぜこの基本を大事にするのか?

本の概要 

ゴールドマン・サックスにて、グローバルM&Aのアドバイザーとして5年間従事。後にハーバード経営大学院にてMBA取得後、マッキンゼー&カンパニーに転じた著者。マッキンゼーにて多国籍企業の戦略コンサルティング業務に従事。そんな、自分自身が「世界のエリート」であり、多くの世界のエリートを見てきた著者が語る、一生成長し続けるための仕事の「基本」とは?

内容

・社会人2年目くらいで手にとった本。人のつながりに投資する、決定的なコミュニケーションなど、キャッチーな見出しがたくさん。
・印象に残った話として、ハーバードの講習には熱い起業家の人が沢山来ている。そこで、全ての人が口にすることは、「プライベートを後悔している」ということ。起業をしていたが、それゆえ犠牲にしたものも多かった。プライベートでの後悔も少なくないので、しっかりとしたライフプランを持つことを勧めている。仕事で帰りが遅いことも多いので、共感した。
・とはいうものの、20代は目の前の仕事に全力。30代は自己投資をすることが勧められている。自己投資は、仕事のことでもいいし、趣味の延長でも良い。
・サザエさん症候群のように、日曜日を週の最後とすると休みの終わりに暗くなるので、日曜日から1週間のスケジュールを決めてしまう。
・他にも時間の使い方として、朝30分の静かで集中出来るときに、難しい仕事をして、うまく時間を作っていくことが書かれている。

もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。(松浦 弥太郎)

もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。

本の概要

・「暮らしの手帖」の編集長から、「クックパッド」の一社員に転身してファンを驚かせたエッセイスト、松浦弥太郎さん。きな夢を持てない、悩める若者たちに、もし自分が今25歳だったらという同じ目線で、仕事と生き方について記す。

内容

・友人がこの本を読んで、影響を受けて留学をしたことをFacebookで知り、手に取った。
・著者は落ちこぼれからのスタート。高校をドロップアウトしてアメリカに行き、肉体労働などのアルバイトをしながら勉強をしていった。
小さな積み重ねが大事だよと語りかけてくれる。その中で気になったところが3点。
①なんでもベストテンを作る
例えば、「犬の散歩道ベストテン」など。これは、ものの本質を知ったりよく観察をしたりする練習になる。そうしないと、10個はなかなか言えない。自分の「好き」の深堀りもできる。
②褒め上手より、褒めことば上手。
単純にありがとう、と言うよりも、なにに対してのありがとうかが大事。よかったポイントをのせてあげると、何かをしてあげた側も嬉しい。
③貪欲に本を読む
松浦さんは歴史系の本をお勧めしている。これは、人間の時代は変わっても、本質的なことは変わらないから。社長さんも歴史が好きという人が多い。

LIFE SHIFT (リンダ・グラットン)

ライフシフト

本の概要

ロンドンビジネススクール教授、仕事の未来の識者として第一人者でもあり、ベストセラー作家でもあるリンダ・グラットンさん。本書は発売1カ月で11万部突破。前作『ワーク・シフト』を超えるインパクト!
これから迎える「100年時代」をどのように生き抜けばいいのか?本書をきっかけに、生き方を考え直した、勇気をもらったと、絶賛の声続々!100年時代を楽しく生き抜く「無形資産」の蓄積法がわかる!

内容

・それぞれ世代が別である、3人の人が100年生きる人生がシミュレーションされている。1945年生まれのジャック、1972年生まれのジミー、1998年生まれのジェーン。ジェーンの年代の人は、半数以上が107歳まで生きる。
・100年人生がイメージ出来るワーク

【何歳まで働けばいいかがわかるワーク】
・条件:
 - 今現在30歳で、100歳まで生きるとする
 - 毎年、所得の10%を貯蓄する
 - 引退後は、所得の半分、50%で生活をする
・何歳で引退出来るでしょうか・・・?(例えば年収600万だという仮定で計算をして貰っても良いですが、所得の多さ/少なさは計算には関係ありません。)

 
(少し、ぞっとされたかもしれません。)
「無形資産」を築いていくことが大切とグラットンさんは主張する。そのためには、余暇の時間の過ごし方を変えていく必要がある。
レクリエーション(余暇)でなく、リ・クリエーション(再創造)していく。積み重ねた無形資産は、複雑な問題解決に関わる能力となる。
・無形資産とは、人的ネットワーク・金融リテラシーなど。金融リテラシーについては、本書の中でリテラシーを問う様々な質問も出てくるので真剣に考えるきっかけになる。
・現状、人生は「長く」「つらい」ものと突きつけられるようだが、その中でもグラットンさんの、前向きな提案も光る一冊。

おわりに

他にも、「非常識な成功法則」「お金を整える」「2022」などが紹介されました。

初参加の方と、常連さんの声を一部ご紹介します。

「皆様、自己発言がしっかりしていて、お話をきけてたのしかったです!」(Y・W/女性)

「色々な本が知れて、楽しかったです」(Y・S/女性)

ご参加いただき有難うございました!

読書会を開催中!

ご興味を持たれた方は、ぜひ会場でお会いできたら嬉しいです!

参加希望の方は、お早めにどうぞ!