持ち出し可能なスキルって?ポータブルスキルを知ろう
ポータブルスキルとテクニカルスキル
いきなりクイズです。
他の業種へ持ち出し可能なスキル、ポータブルスキルは右と左のグループのうち、どちらでしょうか?
厚生労働省が提唱するこのスキルは、「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」であると定義されています。

…正解は、こっち!
右のグループです↓

では詳しく見ていきましょう。
仕事の仕方と人との関わり方
専門的なスキルが、テクニカルスキル。
ポータブルスキルは、能力の土台としてはそれより1つ下にあるイメージ。
ポータブルスキルは、仕事の仕方と、人との関わり方

テクニカルスキル、リテラシー、ポータブルスキル、スタンス
もうちょっと分解すると、こんなかんじ。
キャリア志向の人が興味をひかれやすい、リテラシーやテクニカルスキルは、実は土台の中だと上側なんですね。

ポータブルスキル: 仕事の仕方
具体的なポータブルスキルの一覧は以下のとおり。
詳しくは、厚生労働省による活用テキストにも。(pdfファイルです)
課題を明らかにする、計画を立てる、実行する。
…要は段取りをする力。課題をみつけてブレイクダウンをしたり、タスク管理をしたり。着実に遂行をしたりするのに必要なスキルです。

ポータブルスキル: 人との関わり方
得意・不得意が人によって分かれそうなエリア。
根回しとか、提案するスキル、と表現したら分かりやすいでしょうか?
社内対応、社外対応、部下マネジメントなど、複数の方向に向いているのもポイントです。

まとめ
まとめると、以下の2つの表になります。

「専門性を高めないと!!」
…という方は多いのですが。
実はポータブルスキルが業種・業務を飛び越えて活躍するのにはマストなスキル。
苦手なところはしっかり把握しつつ、自分が得意な分野をどんどん伸ばしていきましょう!