【捨てることを知れ!】お金と英語の非常識な関係 上
かなりキャッチーなピンクの表紙ですね! 神田昌典さん著の、”お金と英語の非常識な関係”です。
お金と英語という、二兎を追う
上下巻あるこの本です。書かれているメッセージはとってもシンプル。 それは、「お金持ちになる」ことと、「英語ができるようになる」という 、誰もが出来るようになりたい!と1度は感じたことのあることを同時にかなえちゃおう!ということです。
お金持ちになりたいですか? 英語ができるようになりたいですか? 「そりゃ、そうだよ」 誰もがこう思うけど、どちらか一つだけでも実現できる人は、ほとんどいない。なぜか? それは、これらの目標をそれぞれ別に設定しているからだ。 – 本書より抜粋
神田さんいわく、お金持ちと英語、それらへの道を別々にとりくむと、達成が非常に難しい、ということですね。 お金持ち、といっても様々だと思いますが、海外にどんどん出たり、海外の有益な情報を日本に気軽にビジネスとして持ってきて、ワクワクしながらお金も稼げる!というイメージです。
じゃあ、どうやって?…の前に
本題に入る前に、神田さんの 謙虚さと誠実さ溢れる1ページについて。 著者である神田さんは、学生時代に外交官試験に合格。大学四年次を、外交官として過ごします。その後外交官を辞め、全米トップのウォートンスクールのMBAを取得。その後外資系メーカーの日本支社長を経て、中小企業のコンサルティングのカリスマとなっています。
今もベストセラー作家としてや、様々なイベントの火付け役として多方面に活躍。要するに、言っていることとやっていることが一致した、実業家なんです。しかもグローバル。
そんな神田さんが、冒頭に、巨大な文字で書かれた一文。それは、 「私は英語ができない。」 この一文には、感動してしまいました。
必要なのは、ほんの少しの英語力。
神田さんいわく、一番難しいのは”日常会話”。けれど、みんな英語を勉強しよう!としたときに、どんな目的の人であっても、日常会話から勉強してしまう。
だから、自分の目標に達することはほぼ難しいというぐらい遠回りだし、目標に到達するまでに力尽きてしまう。 ではどうしたらいいのか?
それは、“自分の専門分野や、話したいことを英語でコミュニケーションすること。それだけに注力する。” それだけ。
そのためのメソッドが書かれています。これ、やろうとすると以外と難しいです。どうしても、遠回りをしてしまいます。 もちろん超基本的な文法や単語は習得しておく必要があるという現実的な指摘もされていますが、神田さんの主張は、以下の6つ。
1. 日常会話を捨てる
2. 専門外のトピックは捨てる
3. 単語力を増やす努力を捨てる
4. 文法的に正しく話すことを捨てる
5. ペラペラしゃべることを捨てる
6. キレイに発音することを捨てる
逆にいうと、これらの6つのものを捨てられないがために、自分の目標に近づけないばかりか、英語の勉強自体が苦痛になってコンプレックスになってしまう、かもしれない。ということですよね。
具体的に、コンプレックスをためずに最短で、自分の活躍するイメージにあった英語力がつくヒントにあふれている本です! 後半に関しては、また続いて、ご紹介いたします!
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