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LIFE SHIFTでこれから来る100年時代に備えよう

約 4 分

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

突然ですが、あなたは「何歳まで生きるか」のイメージはありますか?

日本の100歳以上の人(センテナリアン)は6万1,000人以上。2050年までに、日本の100歳以上人口は100万人を突破するというのが国連の発表。2007年に日本で生まれた子供の半分は、107年以上生きることが予想されています。

西暦が10年進むごとに、平均寿命が2, 3年伸びているというデータがあります。

20代の私たちの半数以上が、100歳を超える、という時代が来ています。

そんな中、「教育→仕事→引退」という3ステージの生き方では、これらのライフイベントに耐えきれなくなってきています。

・働き方
・教育
・結婚の時期や相手
・子供をつくるタイミング
・余暇時間の過ごし方

これらをイメージさせてくれるのにピッタリなのがLIFE SHIFTです。

リンダ・グラットン

・著者のリンダ・グラットン氏は、ロンドンビジネススクールオブエコノミクスの看板教授です。前著のWORK SHIFTも世界的ベストセラーになっています。

2011年には、経営学界のアカデミー賞とも称されるThinkers50ランキングのトップ12に選ばれている、人材論、組織論の世界的権威と言えます。

3つの人生のシミュレーション

・書店でLIFE SHIFTを見ると、分厚さに気後れする人もいるみたいですが笑、その分厚さの理由は、豊富なシミュレーションです。
①団塊世代の1945年生まれのJack
②団塊ジュニアの1972年生まれのJimmy
③ミレニアル世代の1998年生まれのJane
彼らのプライベートとキャリアについて、シミュレーションがされています。数字だけではなく、ライフイベントを中心に変化していく様子が描かれているので、イメージしやすいのが本書の魅力です。

リタイヤするための試算

衝撃的なシミュレーションが本書では紹介されています。
・今、あなたは30歳です。
・年収の10%を貯蓄します。
・引退後は、最終所得の50%で生活をします。
・平均の年収は600万円とします。
さて、あなたがリタイヤ出来るのはいつでしょうか?
 
…88歳という計算になります。これは、年収は仮で設定しましたが、年収に関わらず貯蓄額/引退後の支出が同じであれば、同じ88歳の引退になります。
優秀な、ロンドンスクールの生徒たちも、この試算をしたときには教室全体が静まり返るそうです…。
そもそも、自分がいつ引退出来るか?考えたことのない人もいるのではないでしょうか。
引退をするためには、当然お金が必要になります。お金を貯める比率を増やすか、引退の時期を遅らせる。この2択を突きつけられるわけです。

未来のために出来ること

それでは、より良い「100年ライフ」を送るために必要なことは何なのでしょうか?
有形資産だけではなく、無形資産をこれからは築いていってほしい。そう、リンダ・グラットン氏はいいます。
そのために、3つの無形資産①生産性資産 ②活力資産 ③変身資産 が挙げられています。
生産性資産は仕事のスキルです。活力資産はモチベーションに関わるところです。聴きなれず、イメージしづらい変身資産についてフォーカスしていきたいと思います。

変身資産とリ・クリエーション

本書で印象的だったのが、「リ・クリエーション」という言葉です。
3ステージの、従来型の人生だと、週末など休みの日には、遊んだり休息したりと、「レクリエーション」をして過ごすのが普通でした。
これからは、余暇の時間を遊びに使うのではなく、創造をする。変化を起こすための資産を作る、「リ・クリエーション」の時間にあてるべき。…このような意味を持った言葉です。
これからの時間を、どれだけ無形資産の構築に使えるか?が鍵になってくるということですね。
これらのステージに分けて、変身資産を得ていこうと提案されています。
1. リ・クリエイション: まず、レクリエーションに使っていた時間で自分に時間的投資をする
2. エクスプローラ: 自分自身をよく知るために、「探検者」となる
3. インデペンデント・プロデューサー: キャリアを離れ、自分で職を生み出すステージ
4. ポートフォリオワーカー: 土台が出来てから、無形資産を活かして活躍する

まとめ

・3人の違った世代の人たちのケースから、親世代のいうことをそのまま鵜呑みにしては駄目ということを痛感させられる本です。
・3つの無形資産①生産性資産 ②活力資産 ③変身資産を、今まで使っていた余暇の時間を使って、自分の中で投資していくことが大切。
 
書店でも平積みされていますので、ぜひ手にとってみてください!

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