仕事消滅を読んで、AIとロボティックスのもたらす未来をイメージしよう

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仕事消滅を読んで、AIとロボティックスのもたらす未来をイメージしよう

 
ボストンコンサルティング出身の著者が贈る。AI・ロボティクスによる革命が人間にもたらす影響とは?その根拠とは? 

仕事消滅はブルーカラーへ?

AI・ロボティクスによる仕事消滅。まずイメージされるのは、工場労働者などのブルーカラーではないでしょうか。
その逆で、実は最も最初に急速なスピードで置き換わるのは、知的労働者であるホワイトカラーの人たちです。
 
なぜ、そしてどのようにそんな世界がやってくるのか。
そんな、踏み込んだ内容をこの本は扱っています。

人工知能、ロボティクスと仕事消滅

なぜ、ホワイトカラーの方が早い段階で職が脅かされるのでしょうか?
人工知能とその影響について詳しく書かれています。
人工知能に関するニュースを、日々目にしますが、そのキーとなるのはディープラーニングです。
人間がコードを書いたり情報を与えたりして、教えてあげなくても、自らどんどんAIが学習して賢くなっていくのがディープラーニングです。
 
碁の世界チャンピオンを負かしたAlpha Goも、同じくディープラーニングで自ら布石を学び、急速に強くなった結果です。
自ら仮説を立てて立証が出来るAIがこのまま成長していくと、いつしかノーベル物理学賞をとれるのはAIだけになってしまいます。(2040年代にはそうなるという予測が立っています。)
 
これに対して、ロボティクスはどうでしょう。ロボットの方が、どんどん成長するAIに比べて、技術の進化は緩やかです。
例えば、人間の指先の感覚。手はものを運んだり作業をする以外に、手自体が感覚器官です。
触ることで何かを判断し、そこから繊細に指を動かす。このような手を再現するのは、とても技術的ハードルが高いのです。
2045年から50年くらいに実現は出来るという予想になっています。
 
そのため、繊細な作業が必要なブルーカラーの仕事は効率化される中にも手作業の部分が残る。それに比べて、知的な作業が中心な今まで高給取りと言われていたホワイトカラーの弁護士・会計士・医者などは脅かされるわけです。

産業の突然死

人間の1人の仕事だけではなく、産業自体があるときパタリと死んでしまう、「産業の突然死」が起きる未来も描かれています。
 
例に挙げられていたのが自動運転。
今は自動運転は人が運転席に乗っていなくてはダメなレベルですが、法が整備され、技術が上がるといずれ無人でも運転の出来るレベルが実現します。
そうなると、何が起きるでしょうか?
 
一家に一台ある無人で走る、自動運転の車。朝は娘を学校に送って行き、家に勝手に帰ってきて、次はお父さんを会社に送ります。その後はお母さんを買い物に。
休みの日はショッピングモールへみんなを運びます。駐車場がない!という時も、勝手にそこらへんを走っていてくれて、帰るときにまた呼べば大丈夫。
何なら、Uberでその間は稼いでおきますよ。・・・そんな世界が実現したら、どうなるでしょう。
 
当然運転手はいらなくなります。駐車場が今よりも少なくて済むでしょうし、今は数多くあるタイプの車の保険も、かなりシンプルなものしかいらなくなります。
結果、打撃を受けるのは、実は・・・保険会社。このように、突然死の可能性が、思わぬ業界にまで及ぶ可能性が、AIとロボティクスの発展により起こります。

今後の未来

今後描かれる未来は2パターンあります。
わかりやすく、やや誇張した2つの未来はこのようなイメージです。
 
1つは、まさにテルマエ・ロマエのような世界です。
人間が今までしていた面倒な仕事は、全てロボットがやってくれます。
ローマの時代は、裕福な人の仕事は遊ぶことでした。趣味を極める、道楽を愛する。家の仕事をするのは奴隷の役割でした。
その役割は、ロボットが代行します。
 
もう1つの世界は、映画ブレード・ランナーのような世界。
人間よりも優秀で、意思を持ちつつある人造人間レプリカント。その反乱を恐れながら、ヒトは荒廃した世界で暮らします・・・。
 
やや極端かもしれませんが、このような未来が起きたらどうでしょうか。
 
AI・ロボットに置き換わるものがある中で、このまま人間がより得意で、人間しか出来ないことを選ぶセンスを身に着けて、今から準備をする。
そんなアクションと心構えが、今後めまぐるしく変化する世の中で必要。そのように警鐘を鳴らしてくれる一冊です。
「仕事が置き換わるなんてありえない」「資格やスキルを得ればいいのでは」と思っている方も、一歩踏み込んだ本書を読んで、キャリアデザインに活かしてみることをオススメします。
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