【開催レポート】2017/07/15 ガリバー旅行記、生産性

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読書会2017/07/15 開催レポート

今週も読書会を開催しました。今回は、シニカルな経済学・歴史的冒険小説から、今話題の生産性に関する本まで、幅広くご紹介頂きました!ご参加有難うございました!

ガリバー旅行記 (ジョナサン・スウィフト)

ガリバー旅行記

本の概要

・小人たちの国、巨人たちの国、空飛ぶ島の国、馬たちの国…イギリスに妻子を残し、懲りずに旅を続けたガリバー。奇想天外な冒険譚は、とびきり鋭く辛辣に、人間と現実社会をみつめている。読むたび発見を新たにする、冒険旅行小説の歴史的名著。

内容

・誰もが知っている小人の国、巨人の国の話はじめ、良いファンタジーとして単純に楽しめる作品。空飛ぶ島の国はラピュタの原点になっている。
・人間じゃなくて馬が支配している国に行ったりと、色々な国のことが書かれている。
・小説として書かれているが、その背景にあるのは痛烈な風刺がある。全てを皮肉っている本。あらゆるものをばっさり切り捨てる思いを、ファンタジーに盛り込んでいる本書。
・関連著書もあり、18世紀初頭の世界史を知っていると、それぞれの章が何を批判しているかがわかる。例えば、小人の国同士の戦争。卵を上と下のどちら側から割るかで戦争になった。卵はイースターエッグにも言えるようにキリスト教の象徴。宗教戦争がどれだけ滑稽かを風刺している。
 

生産性 (伊賀 泰代)

生産性 (伊賀 泰代)

本の概要

・マッキンゼーにて採用マネージャーを長年務めた伊賀泰代さんが、前回の「採用基準」に続き、日本に不足している概念について警鐘を鳴らし、対策を紐解いた一冊。

内容

・コンサルタントとしてキャリアが分断されるのに、あえて人事のポジションに行った伊賀氏。
「成長とは生産性を上げること」。成長は人によって定義が違っているが、もやもやしていた成長というワードが明確に腑に落ちた。
・アメリカと日本を比較した時に、日本の生産性の低さが本当に目立つ。ベンチャーでの働き方に疑問を感じていたので興味深く読めた。
・①イノベーション②インプルーブメントの2つが生産性の向上の仕方としてある。模索出来る機会をあたえてくれるのが本書。
生産性もまずは見える化することから改善がはじまる。例えば、英語の文章を読むことの生産性の上げ方。そもそも、自分では感覚的には文章を読むのは10分くらいだと思っていても、実際にストップウォッチで計ってみると30分だったりする。これは、3倍生産性が悪いということ。常にストップウォッチを持っているのが大事という考えに衝撃。

不道徳な経済学 (ウォルター・ブロック)

不道徳な経済学 (ウォルター・ブロック)

本の概要

・売春婦、シャブ中、悪徳警察官など、これまで「不道徳」とされてきた人を、リバタリアン(自由原理主義)の経済学者である著者が、経済学的な観点で弁護を試みた。翻訳は、橘玲による超訳。

内容

 ・リバタリアニズムを提唱している経済学者による本書。「マネーロンダリング」という小説で有名な橘玲さんが翻訳。社会的によくないとされている人たちを、経済学的な観点で弁護。
・リバタリアニズムなので国家による制約がいらない。個人の自由で経済が発展するという理論で話が展開。
・例えばダフ屋は、需要と供給が一致していないという市場競争の原理を取り入れている人たち、という観点で弁護されている。チケットを並ばせているのは宣伝も意味もあるのに、市場原理主義に忠実なダフ屋が批判されている、と書かれている。
・飛躍している部分もあるが、政治哲学で考えると、こういう考え方もあるんだ、というものの見方がわかるので面白い。

おわりに

他にも、「7つの制約にしばられない生き方」「BOLD」「天才!」「あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら」などが紹介されました。

ご参加頂き有難うございました!
 
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