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【開催レポート】2017/02/04 カエルの楽園、イノベーションのDNA

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【開催レポート】2017/02/04 カエルの楽園、イノベーションのDNA

読書会2017/02/04開催レポート

2月最初の読書会を開催致しました!今回もたくさんの良書をご紹介頂きました!ご参加有難うございました!

君に友だちはいらない (瀧本 哲史)

本の概要

・マッキンゼー出身のエンジェル投資家、京都大学客員准教授の瀧本哲史さんが若者に向けた、「仲間づくり」(チームアプローチ)のための本。
・グローバル資本主義が本格的に訪れた今の日本。戦後続いた仕組みが解体され、新たな仕組みが再構築される「夜明け前」の今を生きるためには?ほんとうの友だちとは?真の仲間とはなにか?

内容

タイトルの「君に友だちはいらない」というのは、チームを作っていけ!という意味。馴れ合い的な友達はいらないということ。

・1人では出来ない大きいことをするには、人の力が必要。仲間をつくる必要がある。チームが大きくなればなるほど、多様性も重要になる。

SNS的なゆるいつながりと、同じ目的を目指すチームの両方があると良い。SNSで繋がっているだけの友達を増やせばいいということではない。ただ繋がっているだけでは、Facebookの友達が1,000人いても意味がない。相手から自分が信頼を得られているかどうかが鍵。
信頼を得るには、「自分がgiveを与えた人か」どうか。
・瀧本さんがアメリカで学んだ「giveを与えていくと、勝手に助けてもらえる」。“ゆるいつながり”のハブとなる人と繋がりながら、チームづくりを戦略的にしていくべき。

イノベーションのDNA (クレイトン・クリステンセン)

イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル

本の概要

・イノベーションを起こす人々に共通する能力とは?世界で最もイノベーティブな企業のDNAとは?ーーー『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・クリステンセンが贈る、個人と組織のイノベーション能力を向上させるための手引き。
・6年間をかけて、スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどの経営者25人と、3,500人超の起業家を分析。創造的なアイデアや事業戦略を生み出すためのキーとなる5つのスキルとスキルの伸ばし方をまとめる。

内容

・イノベーターを研究してわかった、共通する5つの能力と、その伸ばし方について。「一流の」という専門職的なテーマとは対照的なアプローチだと感じる。
・5つのスキル: ①関連付け ②質問力 ③観察力 ④ネットワーク力 ⑤実験力
→ 関連付けは認識レベルで、後の4つは行動力。

・質問力: 探究心をもって、ありとあらゆる質問をする。質問をした方が、吸収が早くなる。早く吸収をしている人はイノベーターに近づきやすい。わからなかったら何でも聞いてみること。観察力にも繋がるが、「なんでだっけ?」を考える。当たり前にクエスチョンを持つ。

ネットワーク力: これが大切だと一番感じた。ゆるいつながりを持つ。自分の軸をパラレルにもつ。(タテ棒を専門性、ヨコの棒を視野の広さに見立てた)「T字型」の人材になるのにもネットワーク力が活きる。自分の軸を持って、周辺知識を横に、広く浅く、周りの力を借りながら作っていける。

・最後の実験力を含めて、日々行動をする中で、何が出来るのかを考えることで、イノベーター的資質を高めたい。

カエルの楽園 (百田 尚樹)

カエルの楽園

本の概要

・ベストセラー作家、百田尚樹さんによる大衆社会の本質を描いた、オマージュに満ちた小説。
・アマガエルのソクラテスとロベルトは、平和な国「ナパージュ」に辿り着く。そこではツチガエルたちが、3つの戒律を守り暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か?愚かなのは誰か?

内容

・登場人物は全員カエル。平和な国は日本を表している。奇妙な3つの戒律を守りながら、楽園「ナパージュ」にツチガエルたちは暮らしている。世の中は変わりつつあるのに、戒律を守り続けるツチガエルたち・・・。
・250ページだが、2時間くらいでさっくりと読める小説。百田尚樹さんの政治思想を強く反映しているので、そこは留意して読むべき(笑)
 
・人間が滅びた原因は価値観を変えられなかったから。思想を持ったカエルたちが、正義だと思ったら他の意見は聞かなくなってしまったりするのはぞっとする。常識を疑うことも大切だと思わせてくれる。
・カエルの楽園は、昔は鷹が力を持って見張っていたが、老いてしまった。「トランプ政権を予言した」と言われるのはこの表現のため。
・カエルと楽園をモチーフに、変わりゆく世の中と、その中に置かれる日本と日本人が暗喩されている、異色のアプローチの作品。

おわりに

他にも、「7つの制約にしばられない生き方」「忘れられた日本人」「ハイコンセプト」「ワークシフト」「本を読む人だけが手にするもの」などが紹介されました。

参加者のみなさんの声を、一部ご紹介します。

「得意な分野だけでなく、普段読まないジャンルの本のことを知ることで知識が広がると感じました!」(M・T/男性)

ご参加いただき有難うございました!